その人の手役がどのようなものか、は不要になった牌が並ぶ河を見れば多少は推測ができる、というのが麻雀の仕組み。
しかし、その捨てる牌の選び方を工夫することで、「何を狙っているのか」が非常に分かりにくい状態にすることもできるにはできる。
大抵は、自分の手の進行のルートを狭めたり、意図的に手を遅らせたりすることでその状態を作り出す。
このような捨て方を「迷彩」と言ったりする。
例えば、萬子の染め手狙いなのに序盤のうちに受け入れ枚数が弱めな萬子牌を先に切っておき、染めているように見せない、というものや
223 233などの良型の対子部分を序盤のうちに切って順子に決めてしまう、などのやり方がある。
「普通に考えれば牌効率的に残しておいた方がいい」牌を意図的に外すことで相手の読みを惑わせることができるね。
もちろん、その分上がれる可能性は少し落ちる。