モーハイ、モーパイ。
ツモる時に指先、基本的には親指の腹で牌の絵柄が書いてある部分を触ることで、
その牌が何であるかを把握する技術。
牌を見る前に何の牌かわかる、という、とても便利なものだが、
実際は「見る権利がある牌」以外は触れることができないというルールではあるので盲牌そのものには意味はない。
強いて言えばツモる時に引く牌を手元に持ってくる前に見ようとすると他の人にも見えてしまうので
そうなる前に何の牌かわかると、「ツモろうとしたら鳴きが入ってその牌が他の人のところに行ってしまう」時にのみ、
何の牌かわかることで若干の有利が生まれるケースがある、というくらいか。
この技術はオンラインでどんなに腕を磨いたとしても得ることはできない。
例外は白。これは何も彫ってないので触れた瞬間に誰でもわかる。
意味はないし完全にマスターしていない場合は間違えることもあるのでわざわざ身につけるほどのものではないが、
オンラインではこの「牌を指先で感じる」というものは味わえないので、
せっかくだから少しくらいは楽しんでみよう。
2索とかのようにわかりやすいものもある。一発ツモの時に指先でそれがわかる時の気持ちよさはきっと見て判断する時より爽快。
間違えてピクっとするとかで他の人に待ちの色がバレる、などの副作用もある