十三不塔

シーサンプーター、シーサンプトー、シーサンプトウ、シーサンプータオなど、ちょっと読み方が安定していない麻雀の特殊手役
親、子、どちらでも成立する。
他者に副露がない状態の第一ツモを引いた時、手の中に雀頭が1つ、その他に一切の塔子(ターツ)とみなせる部分がない状態の場合、役満となる。
塔子が許されないので面子もあってはいけない。
13枚が塔子にならない状態、不塔、というそのまんまな字面だが、何気にレア。組み合わせ確率としては約1万分の1。
雀頭部分に近い牌があるとそれが塔子扱いできてしまうのでそれも許されない。

本来は配牌時に確認する手牌部分が13枚完全にバラバラで、第一ツモでそれらのいずれかが雀頭になった時限定らしい。

とはいえ、今はローカルルール扱いであり、フリー雀荘でこれを採用しているお店は見たことがない。
つまり最高レベルのクズ手ということになる。

ちなみにこの状態からでも、最高の引きと捨て牌選択ができると七巡目に七対子をツモ和了できる。