既にポンしている牌をさらにもう一枚引いてきた時に、
明槓扱いに進化させることができるステップアップ演出。
手の中で使うことがないなら、符も増える(中張牌なら2→8符、么九牌なら4→16符)し槓ドラも増える。
大明槓をすると立直ができなくなるデメリットがあるが、加槓の場合はそもそも既に立直の権利は手放しているので自身の手作りにおいてその行為自体にはデメリットはない。
しかし、当然ながら他家にもドラが増える。裏ドラの権利もその人が副露していなければ増えていく。
また、加槓は既に3枚を潰しているところに最後の1枚を加えるわけなので、その牌は「他家が手の中で完成させられていないターツ」の牌であるという可能性が高い。つまり、槍槓という悲しい放銃を喰らう可能性もある。
よって、他家が立直をかけているところに押す手でもないのに加槓するのは得策ではない。
槍槓程度ならまだマシ。通ってしまったらそれはそれでドラが増えて危険度アップ。
しかし、ノミ手の仕掛けが満貫以上に化けるかもしれないというロマンがある以上、加槓自体は魅力的なものです。