カベ

捨て牌読みなどで多用される麻雀の基本用語の1つ。
例えば、手の中に8索が3枚あったり、場に3枚見えていたりすると
残る8索は1枚しかない。
つまり、他家の手牌に「78」のターツがある可能性はその分低い
ならば9索は通るんじゃないか?という発想を「8索のカベ」と言ったりする。
確率論としての考え方なので、そのわずかな可能性にぶつかることはあるが、概ね信用できる。
とはいえ、ツモ山が少なくなっている終盤での3枚壁は全く信用できないので要注意。
そこまで最後の一枚が出ていないなら4分の1の確率で相手はそれを持っている。

3枚見えている場合は「ワンチャンス」→1枚だけ可能性があるから
4枚全部見えている場合は「ノーチャンス」→可能性がない
と別の表現を用いられることも。

なお、シャボや単騎の場合は「使い勝手が悪い待ちごろの牌」になるので逆手に取られることもある。