筋牌。
麻雀の基本的な用語の1つ。
順子に関わる概念。
未完成の両面待ち順子ターツの2枚をセットで、1-4のスジ、2-5のスジ、などと表現する
この筋牌は自身の手組みというより、特にリーチなどの捨て牌読みの際に言われることが一般的。
例えば23と手の中にある場合、4がすでに捨てられてしまっていると1もフリテンとなるのでロン和了ができない。
これを1つの判断基準として、「比較的安全」として切り出される。
なお、スジと言っても外側の牌はそこまで意味はない。1を切っている、という理由で4を切ると56と持っているケースにぶち当たる。
これを「片スジ」と言ったりする。
三面待ち(ピアノ待ち)だったりするとフリテンになるので、多面待ちですとか口を滑らせた人にはまだ通じるかもしれない。
なお、このスジを根拠にして切り出される牌を狙い撃つような立直を引っかけリーチという。
宣言牌が5で2や8を待つ、というやり方はもろひっかけなどと呼ばれたり。
確かにスジは他の無筋牌よりは通りやすいがリャンカンが残っていた、というケースもあるので過信は禁物。