副露の考え方の格言。
単純に場に出やすい牌の確率の話として一般的には認知されている。
4と6が順子系で必要になる形、は
47/36の両面系またはカンチャン。
この牌の種別は1289とは異なり、手牌に組み込まれて場に出てこなくなる確率が少し高い。
手牌に順子として組まれる可能性として、
2が使われるパターンは 123 234 の2パターン。
3が使われるパターンは 123 234 345 の3パターン。
と、2と8は1パターン減る。
5も同じレベルで出てこないが、こちらは2や8でもOKな両面だという前提なら、
47/36は「鳴けるうちに鳴いておかないとそのあと出てきにくい」ということになる。
しかし、これは「そんな気がするよね」というレベルなものであり、
実質的にはどの牌も出てくる確率は大差ない。
258は後半出やすい、というのも怪しいが、そもそも1枚減った時点でもう一個出てくる可能性は減る。
そして、この格言が47/36を鳴け、となっていないということも考えると
「鳴いタン」を前提に、4や6で23/78のターツを鳴く方を優先しておけ、という意味なのかもしれない。
これは当然、23が残って聴牌しても1では和了できない上にフリテン化するリスクがある。
喰いタンを作るつもりなら258は鳴かなくてもタンヤオになるが23持ちの状態の4は実質ペンチャンの受け入れだ。
こちらの意味で考察している人が見当たらなかったので語源として本当に正しいのかはわからないが・・・