序盤の七三捨てに端牌の待ちなし

捨て牌読みの格言。
河の序盤に数牌の7や3が出ている場合、端牌、つまり1や9で待つことは無かろう、というもの。
牌効率だけを考えた場合、778、233、と持っている時にいきなりターツを固定するということはないだろう、という読み方。

例としてシンプルに、3萬を切った時に1萬が必要になるパターンは

両面(リャンメン)

W2W3W3

双碰(シャンポン)
W1W1W3

単騎
W1W3

これのみだが、いずれの形にしても、早期に3萬を捨ててしまうというのはチャンタをはじめとした極端な手を目指す時くらい。
もちろん、1萬がドラだと話は別。

拡大版として下記みたいなものもあるが、ある意味1例目と同じ受け方なので気にしない。

W1W2W2W3W3W3

序盤に切った、と言ってもその後5〜6巡ツモ切りが続いて立直とかきたら危険なのでそこはご注意。
単純に手がとても早そうで、一番強そうな待ちのターツを固定してしまう、みたいなことはちらほら発生する。

そこそこ信用度は高い格言ではあるが、過信は禁物。特に好牌先打、決め打ち派の人相手だと全く通用しない。