伸ばすは外、かけるは内切り

手組みに関する格言。
数牌のターツ構成としての判断基準。
手を伸ばすなら外。立直をかけるなら、またはその形に賭けるなら内。

例えば124とある時、その後の手替わりを期待する場合は1を切り、5を引いて両面待ちになることを目指す。
その形で決定してしまうなら4を切って使いにくくなった3が場に切り出される布石を作る。
というもの。
これは牌効率の思考の補完としてもある意味適切ではあるので覚えておくと便利。

この「かけるは内切り」は結構な破壊力を持つ。
事前に4を切って立直、の場合、3は出やすい。

デジタル思考の場合は基本は聴牌前にその面子を固定して1を切って聴牌前に5を引く確率も考慮する打ち方になる。
赤5があるフリー麻雀だとよりそれが顕著。
赤5を引いてきた時のダメージを考えると事前に12を固定する理由はチャンタ系、三色系の時くらいしか生まれない。
なので、逆の発想で「4を先に切ってるなら12で持っているってことはなかろう」という読みが発生するわけだ。

45、と持っての両面固定の可能性を消せる材料が場にありそうなら、狙ってみるのも気持ちいいかもしれない。