麻雀をやる人なら、一度は耳にしたことがあるであろう「全自動麻雀卓」
名前の通り、麻雀牌を自動で積んでくれる夢のようなアイテムです。
これが普及したおかげで、手積みの時代から解放された麻雀好きたちはどれほど喜んだことでしょう。
いや、あの時代を知る人は感涙モノですよ。
全自動麻雀卓が初めて登場したのは1970年代後半。日本のメーカーが初期モデルを開発したのがきっかけです。
最初期の全自動卓は、今のようにスムーズではなく、動作も遅くてゴトゴト音を立てる「機械」感丸出しのものでした。
でも当時は、それでも「神」扱いされていたんです。
90年代になると、技術が進歩してさらにコンパクトに、そして静かに。しかも洗練されたデザインで登場するようになりました。
2000年代以降は、「全自動卓がない雀荘?行く意味なくね?」くらいに普及。
麻雀界の「それ当たり前でしょ?」的な存在になったわけです。
全自動卓には、手積み派には絶対真似できない便利な機能が盛りだくさん。具体的にどんなことができるのか見ていきましょう。
手積みだと、ゲームが終わったあと「せっせ」と山を作りますよね。これ、地味にめんどくさい。
全自動卓なら、捨て牌を卓の中央に流し込むだけで、次の局の準備が完了。
やったことのない人にはわからないでしょうけど、とても便利。
最近のモデルだと点棒管理機能も搭載。「誰がいくら持っているか」を卓が勝手に数えてくれるんです。
点棒の計算が苦手な人にはありがたい!ただ、アガリ系からの点数は教えてくれません。
点差がわかっても自分の打点がわからないと勝負には勝てませんね。
これからの全自動麻雀卓はもっと進化するでしょう。
AI搭載で、牌の偏りを調整する機能や、オンライン対戦とリンクする卓が出てくる日も近いかも?
でも、やっぱり大事なのは「楽しく打つ」こと。全自動卓があろうがなかろうが、仲間と楽しい時間を過ごすのが麻雀の醍醐味です。
ただ…やっぱり全自動卓があると格段に快適ですよね!
ぜひその快適さを体感してみてください。