同一の条件になった複数プレイヤーのうち、特定の優先されるというルール。
発生する時が和了の時は頭ハネともいう。
このルールが発動するのは、大きく分けて2パターン。
1つは頭ハネで馴染みのあるケース。これは放銃したプレイヤーの行動後、「先にツモ番が回ってくる方」のプレイヤーの上がりが優先される。
仮にダブロンやトリプルロンがある場合は、両方の和了は成立するが、供託棒、立直棒はこのルールに従って上家が持っていく。
もう一つはゲーム終了時。半荘終了時に同得点のプレイヤーが二人以上いた場合、
着順はゲーム開始時の東家>南家>西家>北家となる。
例えば東一局で親が3回連続で倍満やらハネ満をツモって三人同時に飛んでしまいゲーム終了、となったりすると
立直などが発生していなければ全員が同じ点数になってしまう。
その場合は1位がツモりまくった親、2位は南家、3位は西家、4位は北家になる。これも上家取りの一種。
仮に東二局で同じような状況が発生したとしても、
ゲーム開始時の東家>南家>西家>北家の仕組みは変わらないので、
南家が1位になる展開で3者同得点なら、2位は東家が持っていく。北家が一番不利。