ドラ近捨てにドラ入り手あり

捨て牌読みの格言
ドラそば牌を捨てているならドラが入っているだろう、という読み方。
基本的に麻雀におけるドラは全ての牌の中でも最も価値が高い。
他の手はどう頑張っても複数枚の組み合わせがないと打点に繋がらないが、他の役が少なくてもドラだけは1枚持っているだけで点数が倍になる。
そんなドラは使えるように、なるべく受け入れやすいように手を組み上げるのが自然なので
1つはドラの側の牌が出てきたということはそのドラの受け入れが完了して、受け入れの形をもう残さなくてよくなったからだろう、という考え方。
あるいはドラに近接する牌が複数あり、ドラを使い切れるようにターツを固定するだろう、という考え方。
例・ドラが3萬で344と持っていたら、4を引いて暗刻になる受け入れがあるとはいえ、ドラを切らないといけなくなってしまうので
それなら4を先に切って34の両面に固定しちゃおう、ということ。

もちろん、他で十分な形になりました、というケースもあるので必ずしも正しいわけではないが割とよく成立する考え方。
特に後者は手牌整理をする序盤に切り出されるケースも多いので、頭に入れておいてもよかろう