麻雀人口に大きく影響したMリーグ
こちらは完全にアスリートとしての戦いなので、フリー麻雀とは別物です。
草野球とプロ野球の違い、みたいな意味合いではありません。
もちろんMリーガーは腕前等々、フリーにいる平均的なプレイヤーより上ではあるでしょう。
ただ、目的がまるで異なりますし作法的なものも大きく異なります。
ここでは、「Mリーグ」からリアルな麻雀に入った人がフリーを打つと戸惑うかもしれない部分を3つご説明。
1・点数は自己申告
フリー麻雀では当たり前ですが、「自分の手は自分しか見ていない」ので
その手が何点なのか、は言わないとすぐにはわかりません。
そしていちいち相手の役を教えてあげたりもしません。
Mリーグの放送では上がった時点で画面下に点数やら役やらが出てきますが
そんな便利な機能は今の自動卓にはありません。当たり前だわな。
2・引いてきた牌で一々止まったり横にして上につけたりしない
Mリーグ、というか放送されている麻雀では「何を引いてきたか」がわからないと見ている人に不親切です。
なので、引いてきた牌が何なのか、をちゃんと見えるように工夫されています。
フリーでは当然、そんなことをする必要はありませんし、時間の無駄です。いらないならさっさと切れ。
3・0点を下回ったら基本終了
フリー麻雀では箱下は基本的に終了です。箱下でも継続される雀荘は今のところ見たことがありません。
ゲームの回転数が早くなる方がお店の利益なので自然ですね。
Mリーグはどういうわけか箱下が続行です。マイナスがどんどん増えてもゲームが終わらないので見るのに慣れるとちょっと違和感があるかも。
基本的なルールは割とフリー麻雀とMリーグは近いので、ルール上の戸惑いはそう多く無いでしょう。
どちらかというと仕草ですね。
もちろん、決定的な違いはギャンブルであること。Mリーガーはギャンブル禁止。
どうやらプライベートを含め麻雀で金銭のやり取りを行うことを一切禁止されているようで。
確かに雀荘で見ない。
本当にやってないのか、は当事者しかわからないことなので何とも言えませんが普通のフリーでMリーガーと出会うことはないと思って良さそう。
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