「おひとり様・初心者歓迎」
フリー麻雀をやっている雀荘は、大体どこも「初心者歓迎」という客引き文句を謳っています。
しかし、本当の初心者にとって、この言葉はいったいどこまで信じていいのか・・・と不安になる部分だと思います。
「シロートさん大歓迎だぜゲヘヘ・・・」という意味の歓迎だとしたら目も当てられません。
財布は空っぽ、身包み剥がされて枕を濡らすことになる、初心者きたぜ!カモれ!というお店かもしれません。
麻雀の打ち方くらいは知っているけど役とか点数良くわかりませんーという人には
「楽しんで打てるようにサポートします」という意味合い、
「別に素人さんでも大丈夫ですよ。誰も文句は言いません」という意味合い。
このニュアンスの違いだけでもかなりの差。
この辺りの匙加減はお店によって様々ですので、ちょっと解説しましょう。
カモが来たぜ!というようなお店であっても、「本当の意味での初心者」は受け入れてくれないところがほとんどです。
麻雀のやり方がわからない、という次元では流石にゲーム進行に影響が大きすぎますので。
そのレベルの人がフリーにいく、は流石にどうかと思いますが
「健康麻雀」と名乗っている類のお店はこのレベルであっても大丈夫。
麻雀を初めてやる、というレベルの人も含めて、みんなでワイワイ楽しもう。というスタンスです。
「初心者歓迎」を文字通り「麻雀そのものの初心者」という意味で使っているのは
健康麻雀だけかもしれません。
麻雀のルールは知っている、役もわかるにはわかる。点数計算はなにそれ状態。
このレベルの人でもフリーOKよ、と言えるお店は、極低レート、かつ優しめな客層のお店でしょうか。
このレベルの人をあえてカモろう、という人はいないかもしれません。
麻雀は四人のゲーム。このレベルの人が卓に入ると遅いし意味わからん動きをするせいで自分以外が勝ちまくる、という展開があり得るからです。
大体のお店がいう「初心者」はこれです。
麻雀の初心者ではなく、「仲間内での麻雀で大体理解はしている。しかし一人で雀荘に行くという行為は未経験」
これも初心者っちゃ初心者ですね。
オンライン麻雀で圧倒的な地位を確立しているけどリアル麻雀はあんまり、みたいな人もある意味これ。
このレベルの人は大抵のお店で受け入れてもらえれます。
・麻雀のルール・打ち方を知っている
・役は大体把握している。点数計算は「大雑把」にはわかる
・全自動卓で遊んだことがある
この辺りがカバーできている場合は大体のところで遊べます。
カモられるかどうかはわかりません。それはもうお店のレベル次第。